"flat file system" という考え方

98年当時、キャップスと私は、"auto save"(全ての変更は警告無しに即座にディスクに反映されるが、簡単にやり直しができる)と "flat file system"(ディレクトリ構造をユーザーから完全に隠し、タグとサーチ機能を全面に出したファイルシステム)という従来とは全く異なる2つのユーザー・モデルの上に成り立つオペレーティング・システムのユーザーインターフェイスを提案し、プロトタイプまで作ったのだが、残念ながら商品化まで持って行くことができなかった。

「マイ コンピュータ → ローカルディスク (C:) → ......」と探さずに、必要なタグを選択して出てきたリストから選択すれば良いのか。なるほど。今なら実現できそう?
たしかにパラダイムだよなあ。
あと自作タグだけだと「付け忘れ」が心配、はてなのようにキーワードとかあった方がよいのかも。
ところで、たしかOSASKがコレを目指していたような……?言ってる方がおられた気になって、OSASK の公式サイトを見に行ってみた。すると、新規にOSを作りはじめた理由 - OSASKのファイルシステムにて、(まだ書いていません) (タグシステム、並列ディレクトリなどについて説明する予定)なる言葉が。OSASK の話も久々な気がする(『月刊 OSASK』どうなってるんだ?)んだけれども、ますます楽しみなものの一つだ。